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大島能楽堂の施設概要

大島能楽堂能舞台
大島能楽堂能舞台
  • 正式名称

    喜多流大島能楽堂(通称:大島能楽堂)

  • 所在地

    広島県福山市光南町2-2-2

    ℡/Fax 084-923-2633

    Email osimano@orange.ocn.ne.jp

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  • 構造

    鉄筋コンクリート造り、地上3階建て

    1階 稽古場、喫茶室、事務室

    2階 能舞台、見所、楽屋

    3階 楽屋

    窓を障子にして自然光を取り入れている

  • 設計

    小西武彦(文化財建築技師)

  • 施工

    東京安田工務店

  • 開場

    昭和46(1971)年9月24日

  • 舞台構造

    総檜造り

    本舞台 間口 5.47m、奥行 5.47m

    後座 間口 5.47m、奥行 2.55m

    地謡座 幅 1.20m、奥行 5.47m

  • 橋掛り

    幅 2.0m、長さ 6.60m

    舞台との角度 100°

  • 屋根

    入母屋式檜皮葺き

  • 鏡板揮毫

    園木冬扇

  • 見所

    総定員 340名。固定席 265席、

    補助椅子席 64席

大正3年、2代目大島寿太郎(明治4~昭和4年)が、福山市新馬場町(霞町)に建てた大島能舞台は、昭和20年の戦災で焼失。
昭和23年、3代目・大島久見が戦後復興に努力し、光南町に能舞台を建設、能楽の普及、啓蒙に勤めた。
昭和33年より、年4回、解説付きの定例鑑賞能(能楽教室)を全国に先駆けて開催し、中四国地方はもとより各地からのファンの期待に応えている。
昭和46年、老朽化した能舞台を建てかえ、関西以西の西日本では唯一、全国的にもめずらしい個人での本格的な能楽堂(約300席 1階稽古場、2・3階能楽堂)を建設。平成9年、座席などを改修。
2003年3月、「福山喜多流能楽堂」から「喜多流大島能楽堂」に改名。
2003年9月、1階部分を改装。展示サロン室「樫木端」を併設する。

稽 古 場

稽古場_舞台
稽古場_舞台s
稽古場_座敷
稽古場_座敷s
お稽古の様子

能楽堂1階にあります。鏡板は戦後すぐに再建した大島舞台から移築したもので、藤井松山揮毫です。

展示サロン室 「樫木端」

木端入口
  • 樫木端2
  • 樫木端3
  • 樫木端4
  • 樫木端5

能に関わる資料を展示し、映像機器を備えた研修スペースです。体験学習等にご利用いただけます。定例の催しの折には、お茶をご提供しております。

"樫木端"(かしのきばな)とは、江戸時代の頃より明治・大正のいつ頃までか、当能楽堂がある辺り(福山市光南町)の地名でした。平成15年に行なった能楽堂1階部分全面改修の折に、展示サロン室を設け、この地で能を守り伝えたいとの想いをこめ、この部屋を"樫木端"と名づけました。

フリースペース 「伝」

倉田安敏 花展「花がたり」開催中の様子

大島能楽堂の一角に併設したフリースペースです。
個展・グループ展・展示即売会・教室・クラス会・ミニコンサートなど、皆様の空間としてご利用ください。

ご利用料金(消費税込み)

  • 1日

    10,000円

  • 2時間

    3,000円

  • 1時間追加ごとに

    1,200円

ご利用案内

  • 湯沸かし、冷蔵庫、流し、トイレ付きです。
  • 備え付けの備品はご自由にお使い下さい。
  • 展示作業・当番はご自分達でお願いします。
  • 壁面へのピン使用は禁じます。セロテープをお使いください。